蝶番はモノとモノをつないでいます。 蝶番を何十年も作り続けていると、モノ以外にも人と人のつながりや、思わぬところで様々な出来事とつながっていくことがあります。
一軸入魂ブログ 体験でつながる
2024/09/20伊豆市内でゼミ合宿を行った立教大学経済学部の遠山ゼミナールの学生さん21名と遠山先生が、フィールドワークの一環として工場見学と蝶番製作の体験に来社して下さいました。 何回か受け入れているゼミ合宿の学生さん達で、20名を超える受入は初めてです。 今回は2グループに分かれ、工場見学の説明は専務、蝶番組立体験を社長の私が担当し、30分づつの入れ替えで見学と組立体験を行いました。 9月初旬とはいえ残暑が本当に厳しく、前半で暑い工場内を見学した先生が冷房の効いた体験会場のつながルームに入るなり一言! 「社長、工場に冷房入れましょう!」 ハイ、社員さんの為にも頑張ります!(^^; 工場見学は、材料搬入から各製造工程と出荷までを工場内を移動しながら説明。 以前は私(社長)が見学&体験全て行っていましたが、昨年受け入れたお客さんの社員研修から工場見学の案内は専務が行ってます。 各作業の説明と共に、作業している社員さんへの質問などを交えながら、伊藤金属のものづくりへのこだわりなどをお話させて頂きました。 「縁結び蝶番製作体験」では、身の回りに意外と沢山ある蝶番についてお話た後に蝶番を組立ていただき、なぜ縁結びの蝶番なのかの思いと共にいつも身近に置いておける姿に変身させ、お土産としてお持ち帰り頂きます。 (人数や要望により変わる場合も有りますが、見学&体験の内容は概ねこの様な感じです) 今回はゼミ合宿の中での見学&体験でしたので、ゼミの皆さんの希望で1時間程度質疑応答の時間も設けました。 ゼミのテーマである「中小企業と地域経済」の視点での質問に答えるのは、自社を改めて振り返り言語化する非常に良い機会となりました。 コロナ禍により久しぶりの企業訪問との事で、百聞は一見にしかずで肌で感じる企業の現場とお話は学生さん達にとっても有意義な経験となったようで何よりでした。 見学&体験の中で特に「つながり」を意識してお話する場面は無かったと思いますが、頂いた感想の中で「企業や地域や人とのつながりを非常に大切にしているという事が伝わった」という言葉が有り、そう感じてもらえたことが一番嬉しかったです。 今回はゼミのテーマに沿った話をして頂けそうな地元企業を数社紹介し、その中から天城湯ヶ島のファーマーズヒルさんで石窯ピザ焼き体験と共にオーナーの足立さんの起業から現在までのお話も伺ったそうで、足立さんのお話からも「つながり」を非常に大切にしている事が感じられたとの事でした。 (現在行っている見学・体験は、実は足立さんがいなかったら生まれなかったので、私の人生の中でも大切な恩人の1人です) 地域の中の人や企業が、経済的な繋がりだけでなく様々な繋がりで互いに助け合い刺激し合い支え合いながら地域を支えている事にあらためて気が付く事ができた、私自身にも大変有意義な工場見学&蝶番製作体験受入となりました! 11月にも23名の受入の予定が有ります。 工場見学及び縁結び蝶番製作体験について詳しくは下記ページで↓↓↓ 〝縁結び〟蝶番づくり体験 蝶番を製作したい方や筺体設計をされている方などの見学も受け入れておりますので、お気軽にお問い合わせください。 問合せページ