「柱」と「扉」をつなぐ蝶番。 蝶番をつくる事で生まれる「ヒト・モノ・コト」とのつながり。 様々な事をつないでくれる蝶番に想いを込め綴る【一軸入魂ブログ】
一軸入魂ブログ 有限会社伊藤金属総業 羽ばたきでつながる
2025/02/12
「バタフライエフェクト」と言う言葉をご存じでしょうか?
少し前NHKの番組タイトルにもなってましたね。
わずかな変化が長い時間を経て大きな影響を与える現象のことで「ブラジルで蝶々が羽ばたくと、テキサスで竜巻が起こる」というたとえが有名です。
写真は、5年前の法人化50周年の記念にお客様と社員さんにお配りした「バタフライエフェクト」について書かれた本です。
私たちの蝶番がどこかで誰かの役に立っている、そんな思いで蝶番をつくっていますというメッセージを込めお渡ししました。
当時、出版元に残っていた在庫数十冊を直接入手し、全て配布したのでこれが会社に残っている最後の一冊。
つまり絶版本です。
(中古品は入手可です)
昨年一年間で伊藤金属の工場からは100万個余りの蝶番が羽ばたいて(出荷されて)いきました。
少量多品種の伊藤金属の蝶番製造では、すべての工程の作業に人が関わります。
蝶番が完成するまでに必要な工程は少なくとも10工程以上あります。
(多いモノだと20工程以上)
1製品つくるのに必要な工程を10工程とすると、100万個×10工程で1年間で1000万回の作業に社員さんが関わっている事に!
その1つ1つ1人1人の作業が世界のどこかで誰かの幸せにつながっている、皆がそんな思いで毎日蝶番をつくっています。
バタフライエフェクトの様に、1つの蝶番をつくる為のたった1つの作業が世界を変える事も有るのかもしれません!
スポットライトを浴びる事もなく手に取った人から直接感謝されることも少ない伊藤金属の蝶番ですが、今日も世界のどこかの扉で蝶の羽の様に羽ばたいています。
幸場から羽ばたくたくさんの蝶番。
世界の誰かとつながっています。
自分の行動が見知らぬ誰かの何かを変えるかもしれない、自分が変わるのも誰かの行動のお陰だという事を忘れない様に、時々読み返してます。