伊藤金属総業

経営理念

経営理念

  1. 伊藤金属総業は、技術と創造力と挑戦で世の中の幸せをつくる 「幸場」(こうば)です。
  2. 伊藤金属総業は、誠実な行動で利をもたらす社会から必要とされ る「幸場」(こうば)です。
  3. 伊藤金属総業は、利他の心で人を大切にし笑顔をつくる「幸場」 (こうば)です。

わが社の現状認識と社長の決意

伊藤金属総業は、創業者である私の祖父の伊藤恒三郎(つねさぶろう)が、太平洋戦争末期に東京から疎開した北狩野村年川(現伊豆市年川)で、戦後間もなく小さな工場(こうば)でたった一人からはじめた金属加工製造業です。

創業以来 80 年の間には、つくる製品も働く人も変わり機械・設備や作り方も変わりましたが、変わらなかったのは「正しい仕事をする」「つながりを大切にする」の2つでした。「正しい仕事」とは、常に誠実に嘘をつかず間違いのない仕事をする事、「つながりを大切にする」とは、関わる人達を大切にしそのお陰で今が有る事への感謝の気持ちを忘れないようにする事です。

これは恒三郎が商人だったことで、永く続く良い商売を行う為の近江商人の心得であった、自分だけでなく相手にもそして世間にも利を与える「三方良し」の精神が伊藤金属総業に息づいていた事の証です。

私が生まれた年に恒三郎が60歳で亡くなり、私の父達夫(みちお)が 26 歳で 2 代目となりその精神を受け継ぎ、お客様やお取引先様との意思疎通を大切にする事で、互いに協力し合い共に成長する事ができました。

変化を恐れず挑戦しながらも、創業以来大切にしてきた思いや技術を次の世代につなぐ事が三代目の私伊藤徹郎(てつお)の使命で有ると決意し2020 年に社長に就任し、4年がたちました。社員の皆さん、ご家族、お取引先様、地域から必要とされ安心させる事ができる伊藤金属をつくる事も、リーダーである私のこれからの使命です。

我々のものづくりは長い間「お客様の要求通りの品物をいかに早く正確に大量に作るか」を求められ、「言われた事を黙々と行う」が評価されてきましたが、現在はそれは全てできて当たり前となり、それ以上の価値を自ら作り出し世の中に提供する事のできない企業は未来に生き残る事はできません。これは企業はもちろんですが、私を含めそこで働く社員の皆さんにも求められる事です。

伊藤金属として創業以来大切にしつないできた良いモノは残し未来に伝え、一方で変化を恐れずに新しい事に自ら挑戦していく姿勢こそ、これから先も企業として生き残るために最も必要な事であり、行っていかなければならない事です。

それは何より、社員の皆さん自身と家族の幸せ、お取引先様やその先の社会全体の幸せのためで有り、それを実現するのは私も含め伊藤金属総業に集う全ての仲間自らに他なりません。

伊藤金属総業が創業以来今日まで続いているのは、出会った人達に恵まれてきたからだと、私は信じています。今いる皆さんはもちろん、これから出会う人達と共に、同じ目線で同じ方向を向きそれぞれの役割を果たしながら、企業としての節目となる 20 年後の創業100周年を目指していきたいです。

その為にも、この経営指針書で伊藤金属総業の向かう方向を皆さんに示し、この伊藤金属総業を、関わる皆が幸せになれる「幸場」(こうば)にしていきます。

令和7年1月1日 有限会社伊藤金属総業 代表取締役 伊藤徹郎

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