一軸入魂ブログ 挑戦でつながる
2025/08/01
バタバタと7月が終わってしまい、ブログの更新も進まないまま8月です。。
7月は未来に向けての前向きな出来事が続いたひと月でした。
9月3日からのギフトショー出展に向けての準備も本格化。
有り難い事に、9月26日からのGOODLIFEフェア2025の共同出展にも選ばれました。
どちらの展示会も、一般消費者向けの製品の展示会。
1年前には想像もしていなかった挑戦です。
8月は休みもあり時間も限られますが、自社を伝える為にしっかり準備を進めて行きたいと思います。
過去2年4回出展した商談展示会は「とにかく展示会の類に出展する」が目的でした。
見るだけだった展示会から参加する側に回り視点も変わり、他の企業の取組を知り刺激を受ける機会になりました。
2年間の経験を踏まえ年初に専務と話し合い、さらに受注につなげる為には専門的な展示会に出るしかない、と言う結論に。
そこで、蝶番をPRできる日本一大きな展示会出展を目指し共同出展に応募したものの、まさかの落選。
うちはそこしかない!と思っていたのでとても悔しく涙が出ました。
落選した展示会への出展を来年まで待つ余裕は有りませんし、道を断たれこれからどうやって販路開拓していくか悩んでいた時、思い切って方向変換し新しい挑戦につながるきっかけが生まれます。
町工場とそのファンが集まるコミニュティー「町プロタウン」との出会いです。
町プロタウン
町プロタウンの皆さんとの交流の中で、自社の見せ方と場所を変える手段が有り、挑戦している町工場が有る事を知る事に。
「町プロタウン」を運営する「町工場プロダクツ」が主催するギフトショー共同出展に参加するために入会を決めたのが3月3日。
町工場プロダクツ
入会前のオンラインでの面談で、お尻を決める事で行動に移せるという助言に背中を押され、その日に即入会しました。
ギフトショー日の9月3日まで、ちょうど7か月前。
出展を決意したものの、販売できる自社開発製品はまだ何もない状態。。
蝶番の製造技術を活かした自社製品を作りたいという思いは長年有り、取りあえず何か作ってみようと動き始めたばかりでした。
自社で自由につくれる製品とはいえ、伊藤金属総業らしさが伝わる製品・コンセプトにしなければ、自社で販売する意味が有りません。
品質や機能や見た目ではない、部品としての蝶番では伝える事のできない自社らしさを表現する製品とは。。
機能として扉を「つなぐ」蝶番と、創業以来大切にしてきた人や取引先や地域との「つながり」。
「つなぐ」をテーマに、地域の何かと「つなぐ」「つながる」製品のアイデアが生まれます。
製品と取組の方向性は生まれましたが、展示会出展を決め2ヶ月経った5月のGW明けになっても、まだ製品らしい製品が有りませんでした。
出展費用に関し補助金の利用も想定していましたので、なにも製品が無いのではそちらも準備も進められず。
流石に焦り出します。
(呑気すぎたのか・・・)
5月中旬、今年2月に弊社のオープンファクトリーが登録されたふるさと納税の返礼品についての、市主催の勉強会に参加しました。
そこで、3月の修善寺駅のイベントで出会った青年に偶然再会。
帰り際、地域の素材を使い地域課題解決に取組む彼の活動を思い出し、彼の扱う素材をうちで利用できないか相談した事がきっかけで、「伊藤金属らしい製品」の誕生につながっていきます。
「伊藤金属らしい製品」とは?
少々長くなりましたので、以降は次回のブログでお話します。
仕事を待っているだけの「待ち工場」からの脱却を目指し自ら動くことを意識し、会社として「外へ出る事」に取組始めて2年半。
あの時動き始めていなかったら、今会社に起こっている事は何一つなかったと思うと・・・
些細な挑戦でも挑戦を続けていれば、いつかきっと何かにつながると信じ頑張って行きたいです。
届けたい所に「幸場」の存在が届く日まで。