一軸入魂ブログ 有限会社伊藤金属総業 描いてつながる
2025/02/18
伊藤金属でつくる蝶番は、お客様から頂いた図面の内容に基づき製作するのが大半です。 当然ながら、図面で指示された寸法許容差や注意事項を満たす様に作ります。 同時に作る製作数の中でのバラつきを無くし、繰り返し作る場合でも互換性を保てるよう、その時々での寸法や外観のバラつきが無いようにするのが基本です。 今月に入り 「購入している蝶番がその都度寸法が違く取り付けや作動に支障が有る」 と言う相談が2つ有りました。 伊藤金属で作った蝶番では同様の相談は記憶に無いので、図面で求められる仕様の中できちんと「同じ子」が生まれている様です。 とは言えクローンの様に寸分違わぬ蝶番など存在しないと思いますので、1つ1つの作業を丁寧に行い一つ一つをの製品の個性を大事にするのが伊藤金属がつないできたものづくりの心かな、と思ってます。 画像は、図面の無い製品の依頼が有った際、製作した品物とお客様が欲しい品物との違いが無いように、弊社で書く製品図面(2次元)。 仕様書としての作図も行います。 もう1枚の画像は、今年から勉強し始めた3次元CAD。 今後のものづくりにつながると思い、2次元での製図との違いに戸惑いながらも遅ればせながら勉強しています。 作図と共に3Dプリンタで新製品の試作等も目指したいですね。