一軸入魂ブログ 有限会社伊藤金属総業 経営指針書でつながる
2025/01/06
2025年の仕事始めの1月5日に、今年度第56期の経営指針書の発表会を社内にて行いました。
社長就任以降、「事業方針説明」と称しその年の売上や活動の目標をA4用紙一枚に記したものは社員さんに配布していましたが、前回のブログにも書いた通り創りあげた「経営指針書」を、新年度最初の日にまずは社員さんに向けて発表しました。
昨年までの事業方針説明はその年に何を行うかを伝えるだけでしたが、経営指針書はそれをより鮮明にそして10年後にどういう会社を目指すのか、そのためにどうしていくのかを示した物になります。
前期の業績報告と共に経営理念、経営方針、事業展開の戦略等をまとめた経営指針書(冊子)を各々に配布し、作成に至った経緯や指針書に込めた思いについて伝えました。
事業計画や戦略を行う中で意思決定の礎となり、会社の存在意義や方向性を示し社会とつながるための羅針盤となる『経営理念』は次のように定めました。
1、伊藤金属総業は、技術と創造力と挑戦で世の中の幸せをつくる「幸場」(こうば)です。
2、伊藤金属総業は、誠実な行動で利をもたらす社会から必要とされる「幸場」(こうば)です。
3、伊藤金属総業は、利他の心で人を大切にし笑顔をつくる「幸場」(こうば)です。
伊藤金属総業として創業以来大切にしてきた事、これからも変えてはいけない事、そして何より関わる全てが良くなる三方良しの精神で幸せを創りだす工場で有りたいと言う思いを「幸場(こうば)」と言う言葉で表しました。
以前書いたブログで色々な「こうば」を考えましたがけして言葉遊びではなく、指針書では他にも「向場」「公場」「拘場」「考場」「行場」などの色々な「こうば」で個別の経営方針についても表現してます。
経営指針書は自社の向かう場を関係者に示す為のとても大切な文書ですが、何より自分らしさ自社らしさが大切であるとも考え「真面目な遊び心」としてこの「こうば」に拘りました。
経営指針書を元に行動・実践し、伊藤金属総業の工場が関わる全ての人に幸せをもたらす「幸場」となり、20年後の創業100周年につながる様に、今年もがんばって行きたいと思います!